駐在員レポート
駐在地
ブラジル・サンパウロ/3年目
入社年
2009年
出向先
“K”LINE BRASIL TRANSPORTES MARITIMOS LTDA. サンパウロ

現在の仕事内容とミッションを教えてください

当社ブラジルオフィスは南北アメリカ東岸の自動車輸送のトレードマネジメント機能を有しており、当該地域での航路運営を担当しています。日々発生する配船の調整から顧客とのやりとり、戦略立案・予算作成まで、独立した航路として裁量を持つ部分は大きいです。一方でその多くで日本サイドとのやりとりが発生するため、両者間でできるだけ円滑なコミュニケーションを築くこと、現地スタッフにグローバルな環境や戦略など必要な情報をインプットすること、逆に現地で収集できる情報や当地ならではの環境を他オフィスにフィードバックすることも仕事の中では大きな比重を占めています。

非英語圏なので、言語を学ぶことも必須

仕事の難しさや醍醐味、やりがいを教えてください

本社と比べると小さな所帯ではありますが、結果、それなりの裁量を持ちつつ、商売の初めから終わりまでを全て差配できることも多いです。例えば戦略の立案をしつつ、 その戦略に沿って顧客との交渉も担当、それに必要なアセットを本社と相談の上、調達するというような、自分の行動のインパクトを感じられる環境は難しくもあり、醍醐味にも感じているところです。

駐在地の特長や、日本との違いに驚いたことを教えてください

良くも悪くも“人”対“人”で仕事が進むことが多いという印象です。各顧客と“組織”対“組織”で話をしている傍ら、先方担当からSNSに連絡が入り「こういった妥協案でどうだ?」というような相談が始まったり、先方の担当者が変更になった瞬間に、今までの合意が全て白紙に戻るなど、例を挙げれば数え切れないほど。スピーディに話が進んでありがたいことも多いですが、物事の安定性に欠ける点もあり、ただでさえ変動の激しい当地の商売が余計に……と困惑することも珍しくありません。

駐在地での仕事で印象に残っているエピソードを教えてください

契約更改の交渉を行っていた時のこと。当地の不透明な経済状況もあり日々前提条件が変更され、そのたびに計算をやり直し、提案内容を練り直し、プレゼン資料を作り直すということを繰り返していました。最初はあまりにも不安定な情報に戸惑いましたが、提案内容が1日の間に4回も更新された時にはむしろ笑ってしまいました。最終的にはその後2年間の契約にこぎつけ、今では良い思い出ですが、当地のダイナミックにも程があるビジネス環境の洗礼を受けた経験でした。

駐在地での経験を活かして、
今後、チャレンジしてみたい仕事を教えてください

当地でよく経験するのが、二つ以上の別の商売をつなぎ合わせることで新しい機会を作り出す、といった案件です。例えば当社の主要ビジネスである海上輸送に、陸側のロジスティクスも組み合わせることで、一気通貫のサービスを提供するなど、「これとこれをつないだら」といった話をすることが多い環境です。今後のチャレンジでも、そういった既存のビジネスと別のものを結びつけるようなことに挑戦できればと考えています。

Message Movie